2015年3月31日火曜日

ワーム使用感まとめ

最近の館山シーバスは、

○○パターンというようにハッキリしたものが掴みづらく、

いろいろなベイトパターンが混じった感じになっています。

もともと館山は多種多様なベイトが豊富なところなので、

それもうなずけるところではあります。


ただ、ライズしても食わない、食っても1本で終わるなどが多いため、

スレと偏食対策のひとつとして、ワームを使った釣りはあり得ると思います。


対応しようとしているベイトは2つで、

1)マイクロベイト

2)トウゴロウイワシ

です。

カタクチはトウゴロウ対応と同じで済むと思います。


あくまでも攻略法の一つでこれだけというわけではないので、

今回はワームの使用感まとめということにしておきます。


マイクロベイト対応も含むので、

ワームのサイズは3インチを基本としています。

イワシ対応であれば4インチがジャストサイズかと思います。


ワーム
ピンテール。上4つが3インチ、下がマイクロサイズ。

ピンテールのカラーはこんな感じを基本にローテーションしています。

どれでもバイトはある感じですが、

ややナチュラルカラーが強いように感じます。


ワーム
シャッドテール。こちらも3インチ。

シャッドテールは、パールホワイトと黒系のカタクチカラーをメインに使っています。

これも、どちらもバイトは多いです。


ジグヘッドは9g、11g、12g、14gを揃えていて、

風の強さやポイントまでの距離、泳層、アクションを考慮して選択しています。


使い方は至ってシンプルで、

一言で言うと

「ミノーと同じように使う」

ということかなと思います。


基本はミノーと同じスピード感で巻き、

トゥイッチを織り交ぜています。

これだけで相当バイトがあります。


おそらくバイトしてきているサイズはまちまちで、

フックにかからないレベルのセイゴからそれなりのサイズまでかと思います。


僕は、まずは魚の活性をつかむためにワームで反応を得るという使い方をしています。

よく耳にする、反応がなくなった時の最終手段としてのワームではなくて、

パイロットとしてのワーム。

まず一匹というのもあるし、

反応するカラーや泳層などがわかるし、

おそらくバイトが出るという意味では結果が早いのがワームかなと思います。


もちろん、手っ取り早さということではスピンテールもかなりのものかと思います。

このへんは、好みが別れるところですね。


また、ワームはナイトでもデイでも反応があるため、

その意味でも使い勝手はいいと思います。


一つ注意点としては、ワームを使用する場合、

細ラインのほうが圧倒的にバイトが出やすいので、

突き詰めるとおそらく、どんどん細ライン化してしまうということがあります。

ある程度で細ライン化は妥協しておかないと、

タックルが増えるばかりになっていきかねないですね。

とはいえ、僕はワームがだんだんおもしろくなってきたので、

ワーム専用タックルを持ってしまうかもしれませんが。。。


館山での、ワームの使用感としてはこんなところです。

今後、ベイトパターンが変わっても、基本はこんな感じのベイトが多いでしょうから、

選択肢の一つとして入れておこうと思います。

2015年3月30日月曜日

激渋の館山シーバス

そろそろワーム攻略も見えてきたので、

そのまとめをしたり、

ルアーボックスの中身の紹介記事も書いてみようかと思ったりしているのですが、

なかなか記事を書く時間が取れずにいます。


今朝も友人と軽く朝の運動をしてきましたが、

僕のみワームで2ヒット、友人もワームで1バイトでした。

バイブレーションやミノーを使っていた他の人は反転多数、

見切られていることにすら気づかない人も多数でした。


何が理由なのかは確信は持てていませんが、

相当、渋いのは確かです。

例によって「今日は魚いねーな」と話している人も数人おりましたが、

そんなわけはない。

僕がヒットさせてますしね。


ただ、口を使わないのです。

ワームをアクション付けず表層~中層をスロー巻きのみ、

明確な反応があります。


おそらくノーシンカーならもっとガバッと食うのでしょうけど、

それでは届かないし。


もし0.2号ラインのアジングタックルで3gのジグヘッドでポイントまで届かせていれば、

食うことは食うのだと思います。

それくらいの激渋でした。


そんななか、食わせることには成功したので、

ワーム攻略はだいたい、確立してきました。


どんな釣り方でも釣れるときは釣れるのでしょうけど、

その時期その時期で通用するメソッドをまとめておくのは、

「1本とりたい」釣り人にとっては有益なのではないかと思います。


基本を押さえれば応用もできるわけですしね。

時間とれれば、ワーム攻略記事もまとめたいと思います。


ルアーボックスの中身の記事に関しては、

わりと企業秘密っぽくしている人も多いのと、

僕はフッコ以上を200~300本くらいは釣っているのでさすがに初心者ではないものの、

中級者くらいでしかないと自覚しているので、

どこまで参考にしてもらえるかはわからないと思っています。


ただ、これもその時期の当たりメソッドに合わせて「一軍入り」するルアー達もがらっと変わるので、

確かに、ご当地攻略法の一つでもあり、

需要はあるのだろうと思います。

これも、参考程度にまとめてみたいと思います。


それにしても、時間がない(笑)

2015年3月26日木曜日

友人が60センチゲット

今日は朝は全くダメ、

昼も仕事がありで、

夕方行く予定は無かったのですが、

友人が行けるというので、昨日の時合を念頭において、

ワーム攻略をしました。


ワームでシーバス


結果としては予測通りの時間に予測通りの泳層、予測通りのルアーで、

友人の方に釣れました。

友人は、ここではほとんど釣れていなかったので、

釣ってもらうことができて、僕としては嬉しい限り。


完全に日が沈んでから、大きめのシャッドテールのワームで中層で食ったようです。

60センチ弱の、最近にしてはまぁまぁよいサイズ。

おめでとう!!!


この堤防の夕方の時合はだいたい3つくらいあって、

1)日が傾き始めた時

2)日没前後

3)完全に暗くなった時

という感じですが、

それぞれ、口を使い出したりライズが出たりと、

バタバタと釣れるタイミングがあります。


地元のおじさんたちは1)で帰ってしまうのですが、

僕やシーバスアングラーにとっては、むしろ2)3)のほうがゴールデンタイムで、

だいたい、2)~3)に照準を合わせて釣行するわけです。


昨日も今日も、3)のタイミングでは誰もいなくなっており、

貸切状態。

この時合の後はどうなるのかは試していませんが、

おそらく港の中にストックされているのだと思いますから、

何らかの方法で口を使わせることもできるのではないかと思います。


なぜか、1匹釣れるとスレるのかしばらく止まり、

またしばらく経ったら釣れるという根気のいる釣りになることが多いです。


僕の方は連日朝晩、短い時間ではありますが釣行していて、

やや疲れが出てきたので、少しペースを落とそうと思います。


一応、狙った通りの結果が出ていますしね。

さて、次のパターンはどうなるか。

そろそろ水温も上がり始める頃、楽しみになってきました。

2015年3月25日水曜日

海に癒やされながらワームで1本

朝行って、昼仕事をして、夕方行くのはけっこう疲れます。

そういう時は、海を眺めて考え事をしながらやることにしています。


ちょうど、仕事も転機が来そうな感じでもあり、

海と空に癒やされながら、ワームをタダ巻き。


日が沈みかけると地元のおじさんたちは全員撤収。

日没したらポイントには僕だけになりました。


日没までまったく魚っけなかったので、海も堪能したしそろそろ帰るかなと思っていたら、

ゴン!と気持ちのいいアタリ。


エラ洗いして50センチ無いのを確認。

でもこいつ、案外ファイトする。

下にツッコミ横に走り。


元気だなぁ。


ワームでシーバス


45センチのシーバスでした。

これで、ワームで初シーバスとなりました。


写真撮って即リリース。

小さい割に体高があって、腹もけっこうふくらんでいました。


その後、TKLMなどをテロテロさせるも、

反応はなくなり撤収。


ワームの感覚はだいぶ分かってきました。

ボーズ逃れにワームは最適ですね。

サイズが小さいのが掛かる傾向があるようなので、

良型狙いの時はワームから入らないほうがいいかもしれないなと思いました。


館山の海に感謝。

ワームでワンヒット



記念すべき、ワームでのヒット!!!!













え?写真がない?














そうです。

バラしました(笑)


今日はワームも含めてミニバイブとローテ。

日が昇ってナチュラルカラーのワームをタダ巻きし、

半分過ぎたところで最後の食わせスイッチとして1回だけダート。

ゴン!ズバッ!バシャ!





フッ!

ワームがすっ飛んできました。

なかなかフッキング難しいですね。

見えた魚体では50センチ程度。

リリースサイズですが、まずはワームで掛けたことで一歩前進。


釣れるときは、案外簡単に釣れるものなんだけど、

工夫していかないとアベレージは上がらない。

そのへんがシーバスフィッシングの面白さ。


仕事が忙しくなるまでに、なんとかオールラウンドの引き出し持ちになりたいものです。

2015年3月24日火曜日

bit-Vで1本

あれだけワームで釣るといっておきながら、

bit-Vで1本「釣れて」しまいました。


アピアのbit-V



別にアピアさんの回し者じゃありません。

マイクロベイトパターンに対応でき、かつ、遠くにあるイワシ生け簀をタイトに直撃できるもの、

ということで、53mmという小ささ、かつ、ウェイト26gで飛距離が出るこれを選択しました。


Koume 60 heavyなんかもいいと思うのですが、17gでは届かないですし、

理想を言えば40mmの28gで狙いたいところです。


残念ながら、僕は40mmで30g近くあり、かつ、まともに泳ぐのを知りません。

読者様で何かおすすめがありましたらご紹介ください^^


最近の館山シーバスは、

マヅメの一瞬だけバタバタと釣れ、その時にはミノー、ワーム、バイブレーション、

どれも反応があります。


しかし、ストリンガーにかけている間に時合が終了というのが多く、

続きません。


海面を見ると、ベイト、ベイト、ベイト。

ボラもしくはトウゴロウの稚魚が海表面にわんさかおり、

その直下には大量のアミ。

さらにその下にはトウゴロウと、カタクチ。


これだけベイトがいればシーバスは食事には困らないでしょう。

とくに、マイクロベイトとアミを狙っているシーバスは食わせにくいことは想像できます。


そんななかで、比較的コンスタントに結果を出せるのは、

こういうだだっ広い場所のなかで唯一、ストラクチャーとなっているイワシ生け簀まわりだと思います。


ここをタイトに攻めるとフィーディングしてる奴がゴン、と食ってきます。

この攻め方なら、まだそれなりに確実性があるかと思います。


ただし、50センチクラスが多いです。

僕がワームを一時中断して生け簀ギリギリでヒットしたのは、

60センチ弱でしたが、それでも物足りないサイズ。


ちなみに、なぜ今日はシーバスの写真がないのかというと、

サイズを見てリリースする気だったのと、痩せていたので抜き上げようとして、

フックアウトしてしまったからです(笑)

バーブレスでこんなことをすればフックアウトに決まっていますね。


ほかにも、時合にショートバイトは3度ほど。

こちらは、ワームだったので腕がまだまだ追いついていません。

思うに、これを獲るには、

1)細ライン化しより軽いジグヘッドでスローな動きにする

2)スナップをやめてジグヘッドを直結して動きを良くする

このあたりの対策が必要になりそう。


となると、いちいちスナップとジグヘッドを結び直すのは、

短い時合に間に合わないので、

古いラインを巻いたままの07ステラに新ラインを巻き、

新ロッドを調達しないといけないかなと思います。


うーん。ワーム修行、案外、奥が深い。

予算との相談になりそうです(笑)

2015年3月23日月曜日

イワシよりシラス?

今朝行って確信したのですが、

イワシパターンではなく、現在はシラス(マイクロベイト)パターンも混じっているようです。


イワシも確かにいるのですが、今日はライズが出ているのにイワシ系の姿がなく、

マイクロベイトが水面いっぱいにいる状態が続いていました。


また、シラスパターンで有効とされるミニバイブ、

同じくシラスパターンで有効とされるワームで釣れていたので、

シラスパターン攻略も頭に入れておいたほうがいいと思います。


ただ、日によってイワシ系に反応している時と、シラスパターンになっている時とあるようです。

イワシ系に反応している日はサスケ等の泳ぎの良い物が釣れていました。


シラスパターンは、非常に渋いです。

ただ、たとえシラスに偏食していたとしても、

そういうパターンだと心得ていれば糸口は見つかるものと思います。


僕ですか?


僕はワームで釣れるまでやります。

決してミニバイブに浮気したりしませんよ!(bit-vをカバンに詰め込みながら)

2015年3月22日日曜日

ワーム特訓中



コアマンジグヘッドとMARSのR-32


ワームの特訓中です。

隣でミノーで釣れていても、遠くでバイブレーションで釣れていても・・・

ひらすらワーム、ワーム、ワーム。。。


いまフッコクラスばかりでどうしても狙わなければならないというわけでもないし、

秋のような群れが入って魚がやる気モードというわけでもないので、

腕を磨くにはちょうどいい感じ。


ベイトはトウゴロウとカタクチ。

釣れるまで、やります!

見切られている。

小シーバス、ワームで釣れていました。

ミノーは全敗。

ショートバイトは多数。


人間からは見えない水中で、シーバスに見切られているのがわかります。

これを釣ってみせるのが、うまいってことなんでしょうね。


腕を磨かなければ。

2015年3月20日金曜日

軽いのがいいっす

一昨日のアオリイカの記事、

普段の3倍位のアクセスがあって驚きました。

みなさん、イカが好きなんですね^^


さて今朝は定例の仕事前の地元調査。

かなりのサイズのシーバスのライズを4回は確認したものの、

釣れていたのは40-60までの館山サイズとは言いがたい小型たち。


シーバス


ルアーに反応するのは小型(他の地域では60は良いサイズなのかもですが)ばかりなものの、

サスケやサイレントアサシンで釣れるので楽しかったです。

カラーはチャート系が当たりだったようですが、

グローでも釣れていました。

バイブレーションは、今日は外れのようでした。


例のおじいさんが、自分のバイブレーションでいっこうに釣れないので寄ってきて、

「ずいぶん軽いので釣ってるんだねぇ」

と一言。


ルアーの泳ぎやらミノーやらを説明することができないと思ったので、

「うん、軽いのがいいっす」

と受け応え!


さて、おじいさんはサスケを見つけてくることができるでしょうか。。。

2015年3月18日水曜日

館山湾の地磯でアオリイカ一杯

アオリイカ
1.3キロのアオリイカ


はじめに断っておきますが、僕はエギングはやったことがありません。

しかし、青物やりにいった地磯で、ミノーで釣れてしまいました(笑)

このミノーは12センチの剛力ですから、比較して分かる通り、わりといいアオリイカなのかなと思います。

ただ、初イカなのでこれがどれほどのものかはちょっとわかりませんが。


ミノーをトゥイッチしていたら、

手前でゴソッ!とアタり、これが結構引く。

引き方からシーバスでも青物でもないと思いつつ、

抜きあげたら茶色いボディが見えて、まさかのイカでした。


抜きあげた感じでは、1キロくらいはありそうな重さでした。
※補足:友人に計量してもらったところ、1.3キロでした!


その後も、ミノーにゴンゴンアタってくるのでイカかなぁと思いつつ、

エギもないのでショアジギに切り替えたものの、こちらはノーバイト。


いわゆる春イカということでしょうか。

友人に持って帰ってもらいました。

あとで味の感想を聞こうと思います。


知り合いからエギングやったらと勧められているものの、

いっこうにエギを買っていない僕なのですが・・・

なかなか引くし面白いですね。イカも。

2015年3月17日火曜日

マゴチ

今日は仕事もあり日没直後に1時間だけ。

歩いて行くと手前のシャローでセイゴとメバルと思われるライズ。

まぁいつものこと。

最近、シラスが湧いているのでそれを捕食しているのでしょう。


ただ、時折大きめのライズ音もするので、

シラス対策にと持ってきた懐かしのX-80をキャスト。

2投目でヌッと出てきたのはまぁまぁのサイズのマゴチ。


鬼アワセゴリ巻きしてしまったので上まで吹っ飛ぶように上がってきました(笑)


マゴチ


知り合いが近くにいなかったのでリリースしてしまいましたが、

友人のラインの返事では受け取りたかった模様。

美味しいもんねマゴチ。


シーバスの方は相変わらず小型です。

あまりこいつらはメインで相手にはしたくないけど、

一発良型を狙いたいので、仕事の合間に短時間で様子見を続けようと思います。


常夜灯を見たらトウゴロウは戻ってきていました。

2015年3月16日月曜日

イワシベイトに切り替わっています

90センチゲットの後、

何度か様子見釣行をしていました。


ストマックから分析したとおり、イワシベイトになっているのはほぼ確認できました。

ただ、マヅメで釣れているものはボイル等はあるもののサイズが小さく、

ほかに、

超弩級サイズのヒラメがあがったり、

良いサイズのマゴチが出たりと、

いつもの館山湾ワンダーランドという感じ。

もちろん、掛けたらため息が出る方の平べったい奴も絶好調で釣れております(笑)


ここ数日はそんなところですが、

イワシベイトパターンの攻略ということであれば、

それは典型的なミノーイングの回遊待ちの釣りになるはずで、

もしそのパターンであるのなら、攻略法にまとめるほどのものは無いのかもしれません。


現時点でサイズ問わず釣れる方法、ということでいえば、

ヒイラギパターンやアジパターンなどで猛威をふるったバイブレーションより、

生命感のあるミノーのほうがいい、というくらいでしょうか。

それも、湾奥などのフィネス釣りのようなメソッドではなく、

中層~表層タダ巻きでゴン、というものであって、

ミノーの選択、カラーなども影響ありそうですが、

それより入るポジション、潮、潮当たりの影響を受けそうです。

今日も、いい場所に入った人は小さいものの釣れていました。


そう、小さいの(ここでは小さいのは60センチ以下をいう)であれば。

良いサイズを狙って出すまでは無理でも、

それなりに狙って確率を上げていきたいものだと思います。


いろいろ、試してみようと思います。

2015年3月13日金曜日

久しぶりのランカーシーバス

約2週間ぶりの、まともなサイズのシーバス。

約1ヶ月ぶりの、80センチ超え。

しかも現場計測で89センチの超サイズ!


アフターシーバス


(あとでしっかり測ったら90センチジャストの超ランカーでした)

このサイズが普通に?釣れてしまうのが南房のすごいところ。

僕の経験してきたフィールドのなかでは、

このサイズに巡り会えるのは南紀の河川くらいだったと思います。


数日釣れていなかったのですが、釣れるまで行こうと決めて、

朝マヅメを目指して暗いうちから最近全く釣れていなかった場所へ入りました。

まぁ、また釣れないのかな、まだアフター始まらないのかと思いながら、

ポイントへ。

人もほとんどおらず。


暗いうちは反応もなく、近くの釣り人と会話。

うっすら明るくなり、そろそろやりますか、とキャスト開始。

ここのシーバスはアグレッシブな割には見切られやすいので、

同じ水深、同じコースに同じアクションで同じルアーとならないように、

一つひとつずらしながらローテ。


大きな港湾とはいえ、それなりに人がいてキャストを繰り返しているし、

船の移動もある。

見切られる条件は揃っていますから、このへんは特に気をつけています。

もちろん、光を一切、水面に落とさないのは当然のこと。


プラ系バイブ、鉄板、ローリングベイト、シンペン、ワームをそれぞれ、

泳層とアクションを変えながらキャストしていると、1時間位はすぐに経ちます。


で、いよいよ日が地平線から出てくるか出てこないかのところで、

本命の赤金メタルエッジに変更。

濁りも多少あるのでまずはリアクションで食わせようと、

本命の中層でスロージャーク&フリーフォール。


2投目。

コースだけ変えて同じ水深、同じアクション。


竿を90度まで上げたところでできた糸ふけが横に走って行く。

え、シーバスいるの?と少々驚きつつ、すかさず合わせ!


ズシッ!!

重い。重量感がある。


大型のシーバスほど、最初は重いだけで走らない傾向がありますが、

これがまさにそう。


念のため、追い合わせを2回。

ジッジッと緩め設定のステラのドラグが出る。


すると、強烈な下への突っ込みのあと、今度は上に出てエラ洗い一発。

相当遠くでヒットしたのでまだサイズの実感はなし。


半分くらいまではゴリ巻きで簡単に寄ってくる。

デカイなら、ここからが勝負になるはず。


と思っていたら、やはり下に突っ込み始める。

ジリジリとドラグが滑る。いい滑り方。

このドラグ性能だとシーバス程度ではラインブレイクする気がしない。


ようやく姿を確認すると、長い。

これはけっこうなサイズ。


本来は、タモを出しておいて水面に出す前にサクッとネットインしたかったところですが、

あいにく釣れる気がしていなかったのでネットは背中にかけたままでした。

取り出す際に水面に出して少し暴れさせてしまうものの、

頭からスッとネットインに成功し、ランディング。


あげたら、やはりデカかった!



ランカーシーバス



現場計測で89センチ。

頭がやたらデカい。

今期、自分としては最大のサイズ。

12月に90センチが出ているのを目撃はしていたので、

あり得ることだと思いながらも、このサイズは嬉しく、

このポイントは数投で早々に見切って友人のところへ納品。


結果として久しぶりのランカーゲットとなりました。


ただ、アフター1本目と思われるので、

まだ自分のなかで攻略法が確立していません。


ストマックを見て今後の作戦を考えなくてはいけないし、

もし、しばらく釣れ続けるようでしたら、

検証も進むので、その時は改めて攻略法としてまとめようと思います。


ともかくランカーゲット。

そして、目撃者(笑)もそれなりに多かったので、

今後はハイプレッシャー気味になるかも知れません。

いずれにしても、楽しみつつ検証していきます。



追記:ストマックを確認しました。

カタクチイワシでした。卵巣は空で産卵後の雌でした。


シーバスのストマック
溶けたカタクチ。昨晩のものか。

つまり、この個体は産卵後、沖もしくは近場でカタクチを食っていて、

朝の定期回遊で餌を探していたところを僕に捕捉されたようですね。

問題は前日にどこでカタクチを食べているのかということですが、

おそらく沖合かなと思います。よく鳥山が出ていますから。

これが近くに寄るようなら夕方にイワシパターンで釣れそうです。

いずれにしても、今後、アフタースポーンのイワシパターンとなる可能性があり、楽しみです。




きっちり測ったら90ちょうどでした



追記2:今このシーバスをホイル焼きにしていただいています。

身が超プリプリで美味しいです。

アフターで味が落ちるかと思ったらそうでもないですね。

大自然に感謝。

2015年3月11日水曜日

パワーゲームの感想

連日の大荒れ、すっごい嵐。

ここ館山も連日、10m以上の風が吹き荒れてます。

一応、昨日はちょっとだけ地元堤防行きましたが、

危うく転びそうになるほどの風のなかいろいろやるも、ヒラセイゴの反応のみ。

この風、金曜日からだんだん弱まるものの、週末も吹き荒れそうなので、

まともな釣りになるのは週明けかもしれません。


そんなところで、しばらく使っていた東レのシーバスPEパワーゲームの感想を。

巻き直してから釣行は10回以上しました。

結果から言うと、いいラインですね。

不満点は何もありません。

投げ切れ一回もなし、玉になることも一回もなし。

相当な強風下で使用しましたが、大丈夫でした。


いろんなPEと比較して、これの特徴というか、優れてると実感できたところを数点。

ただし、まだ釣行10回程度なので、耐久性的なものは未評価です。


・ラインがほつれにくいかも

これは高いPEライン全般にいえますが、今のところこのラインはPEのほつれがまったくありませんでした。

今後、時間経過でどうなるかを確かめてみたいと思います。

これは投げ切れのしにくさに効果があると思われます。


・毛羽立ちが少ないかも

今まで使ったラインは、かなりの確率で数回の釣行でラインに毛羽立ちが出てきましたが、

これに関しては、相当な回数投げましたが毛羽立ちは確認されず。

とてもシルキーな手触りでつるつるのままです。

これも、ガイドラ絡みや投げ切れのしにくさとして現れているかもしれません。


・玉ができにくいかも

おそらく、上記2つが起こりにくいため、玉になるのも比較的少ないのかなと想像できます。

あるプロも、玉になりかけても簡単にほどいてしまえると言ってましたが、

たしかにそうかもしれません。


・強風下でも絡みは少ないかも

これはどういう理由なのかはわかりませんが、

強風下で使っていた時に、他のラインはガイドの間でヒラヒラと舞っていていかにも不安定でしたが、

このラインは、それらと比べてあまりラインが動きませんでした。

比重が重いのか、風抵抗が少ないのか。

少なくとも、強風での使用に何ら差し支えることはありませんでした。


・キャスト時の強度に心配はない

PE1号で28gのバイブレーションを思い切りフルキャストしていましたが、

投げ切れはありませんでした。

また、もともとPE1号でメインラインごと切られるような魚は青物くらいなので、

館山湾で相手するような魚には強度的に問題はないと思いますが、

まだそれ以上のとはやりあっていませんから、やり取りの強度は未判定としておきます。

また、磯で魚をかけて、根ズレを経験させていないので根ズレ強度も未判定です。

とくに、不意の磯ヒラとのやり取りは数回くらい試してみたいですね。

しかし、少なくとも、キャスト時の強度は問題を感じませんでした。


・結果的に飛距離が伸びた

おそらく、上記の理由により安心感があり、フルキャストすることができ、

距離も伸びたと思われます。

結局、どれだけ力と遠心力をかけられるかが飛距離に現れるわけで、

滑りやすさという意味なら新しいラインはみんな滑りますが、

飛距離にはこの安定感が重要なのかなと思います。


繰り返しになりますが魚のやり取り、根ズレ強度は未判定なので、

そこは、もっともっと魚を獲ってからまたレポートしたいと思いますが、

ファーストインプレッションとしては、さすが実績のある良いラインで、

今のところ、誰にでもおすすめできるクオリティです。

2015年3月9日月曜日

内房地磯~白浜の港

今日は久しぶりに館山を離れて、

ずっと気になっていた内房地磯を友人と下見しにいきました。




強烈な北東風と南東風のなか長時間の磯歩きの果てに辿り着いたこの磯は、

潮通しは抜群でなかなかのグッドコンディションの磯でしたが、

残念ながらベイトっ気はまったくなく。

夕マヅメを迎えること無く移動を決断しました。

帰りも長時間の険しめの磯歩きなのでいい運動になりました^^


そして、40分ほど移動して辿り着いたのは白浜の某港。

最近、アジが釣れているらしいということで、

行ってみたもののこちらは大荒れのダダ濁りで、

こちらも魚っけはなく。


ただ、初場所を下見したのと、秋以来のアジングもできて、

釣れなかったのになぜかやりきった気分になって帰宅。


友人と話して、3月は水温の高いところに絞って動いていこうということにしました。

また、4月のヒラシーズンに向けて先行でいろいろと行くのも確認。

館山も春の海になれば、いろいろなものがやって来るはず。


あと数週間で海が変わるのではないかと期待しています。

2015年3月6日金曜日

ツバクロエイ

ここ数日、夕方が気になり様子見をし続けているのですが、

相変わらず何も釣れておらず。

今日の夕方には、常連さんたちすらもいない。

比較的若い僕を含む3人で投げていましたが、

まともな魚は、ヒラセイゴと、そのショートバイトと思われるもののみ。


隣のお兄さんはかっこいい形のツバクロエイを釣り上げていました。


ツバクロエイ
どうみてもアメリカのステルス戦闘機

このエイ、きれいな扇型をしていてしっぽが短く、

泳いでいるのを見るとどう見ても、これにしか見えない。


B-2
B-2はツバクロエイがモデルなのか?

最近、余りにもまともな魚が釣れていないので、

だんだん水族館のようになってきました。

そろそろ、釣れてくれないかな。

いえ、釣れるまで粘るんです!

2015年3月3日火曜日

ヒイラギパターン終了!?

さてさて。

朝のヒイラギパターン終了のお知らせでしょうか。

こんなエイリアンが釣れる始末。


ヤツデスナヒトデ

友人に確認したら、

「ヤツデスナヒトデ」というらしいですね。

ヒトデのなかでは俊敏で獰猛?なほうらしい。

もちろん僕は、映画のように顔に張り付かれたりはしなかったですけどね(笑)

腕が八本ありましたが、九本あるやつもいるらしい。

で、夕方もチラ見したところ、海蛇とヒラメが釣れていました。


その後、人といろいろ話すも、確たる情報もなく。

ただ、館山周辺でもイワシが寄った時、寄った場所で爆釣なんてのは、

既に起こっているようです。

え?こんなところで?という爆釣情報もあったので、

いろいろ探してみるしかありませんね。

2015年3月2日月曜日

南房総の地磯、イワシの気配。

たまにはどかーんとボイル!入れ食い!

これがやりたいよね!

ということで、地磯へ調査に行きました。


実は数日、いろいろ様子見をしているわけですが、

最近の高水温のせいか、

はたまた、時期が巡ってきたのか、

イワシの気配はありました。


具体的なものも目撃情報があったり。


釣果としては底荒れした大荒れ2日目なので、

海藻だらけでちょっと厳しかったです。


ルアー投げられるレベルの風と波でなかったというのもありますが。

入れ食いへの遭遇は宝くじ買うみたいなものですが、

いったんぶち当たると楽しいです。


この感じ、そろそろお祭りがどこかであってもおかしくありません。

2015年3月1日日曜日

シーバスPEパワーゲームとMARS R-32

実は昨夕、予定の仕事がなくなったのでいろいろと海を出歩いていました。

目当てはシーバスだったりベイトの様子見だったり他人の釣果情報だったり。

僕は信頼できる友人や仲間から直接聞くか、現地に行って目で見たもの、

現地にいた人が実際に見たもの等をもとに、ネットの情報と総合してポイント等を考えています。


昨日はシーバスとヒラの下調べに行ったのに、

マダイの情報が入ったり、

こんなやつを目撃したり。


デカアジ
かなりのサイズのアジ

これを釣った人はあまり釣り慣れていないのか、

群れでいるであろう、また時合が短いであろうアジを連続で釣ろうとはせず、

中断して血抜き、内蔵取りをゆっくりやってらっしゃいました。


これが偶発的に釣れているのか狙えるのか個人的に気になるところですが、

あいにく今日は豪雨暴風で断念。


家に居るうちにということで、ここ最近トラブルの多かったPEラインを換えることにしました。

以前はよつあみのG-soul X8 UPGRADEを使用していたのですが、

最高グレードのよりひとつクラスが落ちるせいか、

糸玉、ガイド絡みが多く、投げ切れも数回。

もちろん僕の投げ方、扱い方、重いルアー、強風を好んでの出撃など、

いろいろ原因もあったのでしょうけれども、

残り糸が少なくなってきたので新ラインにすることにしました。

クラスが上のG-soul WX8にしようかとも思いましたが、

どうせなら違うメーカーのをと思い、

東レのシーバスPEパワーゲームにしました。


東レ シーバスPEパワーゲーム


これは定番中の定番なので、これでダメなら僕の腕の問題(笑)ということがわかるし、

よつあみとの使用感の違いもわかると思います。

実際に使ったら感想でも書き留めておこうと思います。


また、残念ながら倒産してしまったMARSのR-32も購入。

倒産しているとのことですが店にもネットにも在庫は大量にありました。

どこかが事業継承したのでしょうか。


MARS R-32


以前にも書いたかもしれませんが、

僕は仕事が忙しい時期があり10年ほどシーバスはブランクがあるので、

この定番ワームは恥ずかしながら使ったことがありませんでした。

ワームでシーバスといえば、バチ抜けの時にバイオワームをにょろにょろさせて爆釣していたことくらい。

だだ、ここ数年アジングをしているのでシャッドやピンテールの使い方はわかっており、

シーバスでもボトム、中層、表層、ストラクチャー、ダートやドリフト、ノーシンカーなど、

いろいろ活用できそうなので楽しみです。

これにこだわるとさらに細ラインの釣りになっていきそうなのですが、

細ライン化していくとキリがなくなってしまうのでほどほどにしておこうと思います(笑)。


ところで、MARSのことで軽くネットを探ってみると、釣具メーカーは経営が厳しいところが多そうですね。

もちろん原料価格、経営規模などもあるでしょうが、

小規模メーカーの経営は、

マーケットのサイズ、流行、ビジネスモデルの差別化に加えて、増税など、

売上を左右する要因の影響をどう舵取りするかで浮沈が決まってくるような気もします。

釣り具は嗜好品なのでどうしてもこだわるとマーケットは小さくなりますからマーケットの荒波を乗り切るのは至難の業だろうと推察します。


しかし、そんななかでも好調のベンチャーもあるのでしょうし、

経営とは面白いものですね。

僕は釣り具を買う側なのでお気楽なものですが、いろいろなメーカー、製品や価格の変遷などをみて思わず考えてしまうこともあります。

好きなことと、やれること。やりたいことと、やるべきこと。

それらの選択でずいぶん結果も変わるものだなと思います。

僕も仕事は大変ですが、趣味と体力づくりの両方ができる釣りはできるだけ長く続けたいと思っています。