なんだ????
これは!!!!!!!!!!!!!!!!
頭とヒレはシイラ、口はピラニア!!!!!!!
写真拡大するとわずかに見えますが、歯がヤバたん(ヤバい)です。
触れただけでざっくりもっていかれそうです(T_T)
堤防で釣れるのは珍しいようですが、
こんなやつが釣れてしまいました。
昨日は、濁りが入った時に釣れている白いやつ=
ニベの仲間で魚名”シログチ”の「イシモチ」を狙いに行くか、
ジグヘッドのメンテをミスって獲れなかった館山シーバスに行くか、
迷っていました。
で、結局、夜の予定も空いているのでということで、
夕方~夜のダブルヘッダーにしたのでした(笑)
まずは夕マヅメ、地元堤防に行ったところ、
朝は誰もいなかったのに人、人、人。
春休みで、かつ気候も良くなっていたし、
翌日以降は雨が降るかもしれないということなのか、
はたまた、ネットの情報源でもあったのか。
かつてないほどの人でいっぱい、投げる隙間探すのに必死になるくらいの狭さでした(笑)
魚は人間に合わせてはくれないので、
得てしてこういう時は釣れなかったりするのですが・・・
到着して、
まだ明るいのでちょっと控えめカラーのケイムラのスピンテールを遠投、
表層リフト&フォールから始めます。
5投目くらいでしょうか。
いつものごとく、フォール中に違和感→聞き合わせで乗る!
のパターンで、
何かがかかったことを確認。
お、来たねー。シーバス居るじゃん!
とか言いながら、割と軽いのでゴリ巻き。
すると突然、猛烈に下に突っ込む。
ん?軽いのにずいぶん激しいな。
グングンゴゴゴゴゴ!!!!!!!!!!!
えーーー??
何この激しい抵抗。
下に横にやたら走る。
めちゃくちゃでかいサバ?
いやでも、サバのブルブル走りがない。
ギューン、と走って行く。
そう、まさにこれはブルーランナーの走り方。
とは言ってもまだ4月初旬、しかも夕マヅメなので、
どうしてもシーバスなんじゃないかという思い込みもあり。
ドラグ放出ぶんを回収して寄せてくると、
ギラッ!!
と青く光る。
背中の紺色の筋も見える。
おお、美しい。
見た瞬間、カツオだー!
と声に出してしまいました。
で、ランディング前にも暴れまくり、
堤防にあげたら、45センチくらいの凶暴な顔をした丸い魚。
恥ずかしながらシマガツオを釣ったことがなかったので、
知り合いにラインで聞くと、あっという間に答えが。
「エチオピアです」
シマガツオは通称エチオピアと呼ばれているんですね。
水から揚げたら緊張のためか赤茶色に変わってしまいましたが、
確かにそういうところもカツオっぽいし、
シイラっぽくもある。
しかしどう見てもこれ、カツオには見えない。
泳いでる時は確かにカツオの色はしていましたが。
あとで調べてみるとマナガツオに似ているからカツオとなったらしいですが、
分類を見てもスズキ科寄りのようでいわゆるカツオ属ではないようです。
実物を見た感じでは、ちょうど、シイラとピラニアを足したような感じです。
引き味もサイズの割には相当だったので、
そのへんもシイラっぽいなと思いました。
まぁ、とにかくびっくりしました。
シマガツオは隣に寿司屋さんがいらっしゃったので、プライベート用にと差し上げました。
実はこれ、こんな怖い顔をしているのに、
大海原ではマグロの餌らしいです。
そういうことを知ったら、顔の割にこいつも可愛いもんだなと思いました。
ちなみにシーバスと、その後のイチモチングは、両方ノーヒットでした(笑)
それにしても、偶然のシマガツオで、季節の移り変わりを実感。
ベイトは既にマックス状態、数、種類ともにたくさんいるので、
このまま多様な魚種が入ってくると、
今後の南房総の海は、シーバスだけを狙うのは難しくなっていくかもしれません。
サバもアタックしてくるでしょうし、
巨アジ、ペンペン、その他青物類と、
だんだん海水温が上がるにつれて種類が増えてきます。
また、館山以外のエリアも好調になってきましたし。
ルアーマンにとっては、嬉しい悩みが増えていくかもしれませんね^^
度々お邪魔します♪
返信削除数年前私もアソコでエチオピア釣れましたよ~
引きは楽しめましたけど
試しに食べてみたら刺身は×でした
(^o^)
くんくんさんどうもー^^
削除やはりあそこはエチオピア釣れるとこなんですね。
顔があまりに面白くてインパクト大でした。
刺し身は微妙でしたか。
漁業の資料みたら館山ではエチオピアは投棄されているようですね。
釣り人としては、けっこう引き味すごかったから面白かったです。