予報を見るとポイントの地磯まわりは夕方8m南西風。
最近、何回か調査したポイントなので、この状況なら期待度は高い。
これは釣れる・・・
マルかヒラかはわからないけど、多分なにか釣れるでしょう。
しかし!
今日はプライベート予定があるので行けません。
行けたとしても、平日の人がいない時に行きたいですし。
これ逃したら次はいつだろう。
今の時期、沖のベイトにシーバス系はたくさんついているようです。
漁でもたくさん上がってる。
それが荒れたタイミングで風表に流されたベイトを補食しに来る。
釣りにくいけど向かい風の荒れた磯がチャンス大だと思います。
これはマルヒラに限らず陸釣りの鉄則みたいなものだと自分では思っています。
普段は沖にたくさんベイトがおりシーバスは餌には困らないはずで、
それが荒れて散るような状況になれば、
打ち寄せられている可能性の高い、また、シャローのベイトも波にもまれて弱りそうな、
潮あたりのいい地磯に寄ってくるのだろうと推定しています。
またルアーマンの側からは夕マヅメとはいえ澄み潮ベタ凪でルアーをベイトと誤認させることは至難で、荒れている状況のほうがルアーに口を使う確率は上がるはず。
荒れているときは凪いでいる時は食わないサイズ、食わないカラーで爆釣によくなります。
むしろアピールに強いものをヨタヨタさせることで食いスイッチは入り続ける。
早巻きでもいいのでしょうけど、風と波と潮の3つがぶつかり合う荒れの状況では、
うまく泳がないし、弱ったベイト感もあまりないのだと思います。
不思議と、荒れ荒れの時はアクションしてるのかと思うほどゆっくりで食ってきます。
波をよけ、風に耐えながら目を凝らしていると、荒れた時は思ったより早くルアーが動いています。
まず着水して風に引っ張られてアクションしないまま横に滑っていき、
ほんの少しラインテンションをかけ始めると泳ぎ始め、
引き波で潜り寄せ波で波の間を漂う。
早巻きだとあまりにも早くポイントを通過してしまうため、ゆっくり巻きで丁度いいのだと思います。
シンペンが風で海の上を滑ってしまわないような状況なら、
ラインテンション張って巻かないのもありだと思います。
いずれにしても、投げたルアーがどう泳いでいるのか、
できれば目視確認しながら修正していくのが一番です。
シンペンなどは、止めていると引き波でS字アクションしまくっているのが見えたりするのですが、
それがわからないと、巻いてしまったりします。
陸からルアーを投げて届く範囲の釣れるポイントは限られているので、
魚がルアーを追う範囲で、いかに目的通りの動かし方をするかのところで、
取れる確率が変わるのかなと思います。
先日の荒れ磯マルは、シンペンは着水と同時に強烈な横風で横にすっ飛んでしまって、
最後までまったくアクションしないまま戻ってきてしまうので、
風に押されない自重があって泳ぎ出しで波を噛むもの、でも派手にアクションしすぎないものということで、
剛力のデッドスローにしたところ正解でした。
サイレントアサシンでも泳いでいましたが、ちょっと元気すぎるのかノーバイトでした。
こんなふうにだいぶ攻略法はわかってきているので、
条件を合わせれば1時間といわず30分で釣れる期待度は高いと思います。
もし行ってたら一投目はこのタイミング、この方向、このルアー、このアクション。
頭のなかがまとまっているだけに、残念!
次のチャンスを待つことにします。
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