2015年2月23日月曜日

ボトム攻略法まとめ

仕事から帰りました。

いずれまとめておきたいと思ったので、

今シーズン終盤のヒイラギパターンなど、ボトムでの釣りの自分なりの方法を書き留めておこうと思っています。


ヒイラギパターンの攻略法は、いろいろなところで書かれているし、

僕自身も調べたりアドバイス受けたりで理解を深めてきたことなので、

まったくもって僕のオリジナルの方法ではありません。


いろいろな人からアドバイスいただいたことを実際に試してみた結果、

ある程度、人が釣れなくても釣れるようになったくらいには練習したので、

ある意味、人のやり方の検証記事でもあります。

既にいろいろなところで情報としては出てるので、僕がシーズン終盤に書くくらいはいいかなと思います。


最初に試して開拓した先人に感謝、ですね。


さて、改めて。

冬の時期の房総のシーバス釣りといえば、

深場のヒイラギパターンが有名ですね。


実は、ヒイラギパターンだと思ってもストマックを見てみるとアジが入っていたり、

キスが入っていたりと、シーバスもいろいろなものを食べているようです。


冬に限らずシーバスはボトムに居ることが多いようですが、

ベイトや何らかの理由で活性が上がって上に出てくるため、表層などで釣れるということなんだと思います。

ただし、冬場のヒイラギ等がボトムに張り付いている状況では、

ボトムでしか反応しないパターンになることがあります。

これがいわゆるヒイラギパターンと呼ばれるものかと思います。

僕は、ストマックにヒイラギ以外のアジやキスが入っていることがあるのを確認しているので、

ボトム攻略と言うことにしています。


僕の釣行する範囲ではこのパターンは12月くらいから始まっていて、

実は、今もそのパターンの最中です。

そろそろ終わりか、と思いつつ、結局ボトムで釣れていたりします。


またこの時期、産卵に絡む個体が多いので比較的大型が釣れるというのも、

通称ヒイラギパターンの特徴かと思います。


ということで、人のやり方を検証してみた結果、

いくつかの代表的なやり方について感想をまとめます。


・リフト&フォール

もうこれはボトム攻略の代表的な方法と言っていいでしょう。

経験上は、ボトム攻略は基本、これのみでいいくらいだと思います。

ただ、これにもかなりコツというか、何通りか、周囲がヒットしてなくてもバイトが集中したパターンもあるので、

後述します。


・ボトムバンピング

バス釣りでよくやる方法ですが、

海の魚もこれでよく釣れます。

僕はアジングもやるので、このやり方が好きだったりもします。

リフト&フォールの一種に含めるべきかもしれません。

ただ、これのみでは釣れない時もあります。


・スロータダ巻き

これもシーバスにはもともと有効な方法ですが、

ボトム攻略においては、釣れても偶然性がある気がします。

このやり方オンリーの人は、見ているとだいたい、獲れても1本だけということが多いです。


・ストップ&ゴー

スピンテール等でよく地元のおじさんがやってる方法ですね。

スピンテールでこの巻き方だけで、結構釣っているおじさんを目にしたことがありますが、

どちらかというとボトムパターンではないケースで釣れていました。

これもリフト&フォールの一種ですね。


・巻き上げ

これは、いろんなプロも言っている通り、

シーバスは上に動いていくルアーに反応するという習性を利用したものです。

ピックアップ時にヒットするのもそうだし、ジギングもそうですし、

これを意図的につくり出すことができれば、

シーバスの誘いのレパートリーが増えるのは間違いないです。


おおまかに言うと、僕が釣れているのを見たアクションはこんな感じでしょうか。

重要なことですが、ボトムパターンは、

なんらかのフォール時にバイトが集中する、というか、なんらかのフォール時以外ほとんど食ってない印象です。

僕が今年釣ったボトム攻略のシーバスは、全部例外なく、

バイブレーションが降下の動きをしている時でした。

巻き上げであっても、です。


そういった法則みたいなのを加味して、僕は自分なりに確率の高そうなアクションをローテーションすることにしています。

あとひとつ、案外重要だと思っているのですが、可能であれば、一投ごとにスイムコースは変えたいですね。

ボトムのスローな動きに反応するということは、当然、見切られ率も高いと思われるので、

出来る限り、10度でもいいから違う確度に投げたいものだと思います。

メジャーポイントでは混んでてできないことも多いんですけどね。

その場合は、しばらくまわりでも観察することにして、休めたりもしています。

ルアーチェンジをゆっくりやって目先を変えつつ、休ませるのもいいと思います。


そして、この記事で最重要のコツを一つだけ。

これは、やり方を公開している人がいるのでそちらを参考にされてもいいと思いますが、

「とにかくスローにフォールさせること」

滞空時間ならぬ滞水時間?を増やすことと、

かつ、降下中になんらかの自然なアクションができるルアーが選べれば、かなりヒットの確率は上がると思います。


観察した限りでは、ここのルアーセレクトや、フォールのやり方の違いで相当、釣果に差がでているようです。

このへんを加味して、上記の代表的なやり方にチューンをしたものをまとめておきます。

・・・記事が長いですね。自分の備忘録なので仕方ない(笑)


・リフト&フォール

一般には、鉄板系バイブを大きくしゃくってスロー巻をしてフォールさせる人が多いと思いますが、

それだど先ほどのスローフォールが実現できないので、

できれば沈みの遅いルアーを使って、フォール時に巻くとしても超デッドスローがいいと思います。

このやり方を開拓して釣りまくっている仲間がいますので、釣れるのは間違いない方法です。


・ボトムバンピング

僕はこのやり方がアジングに似ていて好きだったりします。

ボトムにバイブレーションが着いてしまうと見切られるという懸念もあったのですが、

ボトムを確実に叩くこの方法、案外釣れます。

ボトム着底したら細かくシャクってテンションフォール、これだけですが、

ボトム再着底の瞬間にほとんどのバイトが集中します。

当然、フォールは超スローで。

そうなると比重の軽いルアーを使うことになるので、扱いのしやすさから細ラインが向いていると思います。

アジングで言えばジグヘッド0.5gでボトムを叩くために、0.2号や0.3号ラインというイメージ。

アジングではラインの細さがそのままボトム攻略のしやすさにつながります。

ジグヘッドが軽すぎてライン張力とライン浮力で不自然に浮いてしまうからなんですね。

大丈夫かというくらい相当な細ラインにすると、軽いジグヘッドでスーッときれいにフォールしてくれます。

アジはほとんど、このフォール中で食います。

シーバスも同じイメージです。


・スロータダ巻き

これは、経験上はあまり確率高くないので割愛。

スローフォールになっていないからだと自分では仮定しています。


・ストップ&ゴー

これも、リフト&フォールと同じではありますが、

これをしている人は見た限りでは早巻きすぎることが多いですね。

早すぎるためにバイトチャンスが減っている印象です。


・巻き上げ

スローフォールに反応+上に行くものに反応という合わせ技です。

僕は巻き上げも、スローなリフト&フォールの一種としてやっています。

ゆっくりシャクり上げ、デッドスローで緩やかに沈下させつつ、

少し早めのタイミングでまたシャクり、階段状に上に持っていく感じでやっています。

これをたまに織り交ぜると、けっこう上の方や手前で食ったりします。

ずーっと追ってきていて、水面近くなったら反応しているのだと思います。


ということで、ずいぶん長くなりましたが、今シーズンのボトム攻略のまとめをしました。

そんなこととっくに知ってるぜ!という方が多いとは思いますが、

もし知らない方がいたら、まだ時期的には間に合うので、

ぜひこれで1匹ゲットしてみてください。

僕も頑張ります。

2 件のコメント:

  1. はじめまして。
    大変ためになりました。
    ところでこれはデイゲームのパターンですか?
    あとリールはやはりノーマルギアの方が良いのでしょうか。
    ご教授願います。

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    1. はじめまして。
      デイゲームでも通用するとは思いますが、
      今のところ、ヒイラギパターンで釣れているのは夜中~朝です。
      なので、とても寒いです。。。

      リールはお好みでいいと思いますが、
      僕はラインスラックを早く取って不意のバイトに集中したいので、
      ハイギア以上にしています。

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